筒茶碗と壺々棚2017.12.05 14:59掛物 看々臘月尽 みよみよろうげつつく干菓子 あずき煎餅主菓子 かぶだんだん冬らしい季節になってきた。毎年冬は嫌いなのだが、茶道は冬が本番ということで、今年からは冬をもっと楽しみたいと思っている。体温調節に気をつけて良い冬を過ごした...
薄茶点前 濃茶点前 炉 更好棚2017.11.14 11:50掛物 室閑茶味清 しつかんにしてちゃみすがし花 照葉 菊干菓子 月世界主菓子 山茶花先週の炉開のとき、床の間の茶壺には網掛けがされていたが、今日は壺の正面と左右にそれぞれ違った結び方の紐が施されていた。正面は真、勝手付は行、客付は草の結び方だと教わった。「室閑茶...
炉開と花月2017.11.07 09:46秋の深まりは心を落ち着けてくれる。紅葉もそろそろ見頃を迎える🍁本日、茶人の正月、炉開を迎えた。先生が栗善哉を振舞ってくださり、大変おいしくいただいた。先生おひとりで全ての用意をされて大変だったに違いない。ありがたい。善哉には黒文字と利休箸が1本ずつ添えられていたが、これには何か...
濃茶点前 円卓 風炉2017.10.31 12:13掛物 日々是好日花 ホトトギス、矢筈芒菓子 光琳菊(薯蕷饅頭)、鶴屋吉信 柚餅10月最後の風炉の稽古ではじめて濃茶点前をした。ちょうど他のお弟子さんがいなかったのでしっかり先生に教わることができたし...
台子薄茶点前風炉 (竹台子)2017.09.24 12:37昨日の稽古では入子点の次に台子薄茶点前を習った。夢の台子!先生が台子は宇宙だと説明してくださった。台子は陰陽五行を表していて、天板は天、地板は地、4本の柱は方角と四季を意味し、棚の中の道具がそれぞれ五元素(木火土金水)を表している。私の目の前に宇宙が広がり、私自身もその一部である...
老松割蓋茶器と一閑人2017.09.21 07:47掛物 掬水月在手 水を掬すれば月手に在り花入 奈良焼花 萩と矢筈芒花入は奈良絵ということまでは覚えていたが、銘を忘れてしまった。香合も飾ってあったのに先生に尋ねそびれた。棗...
水滴とみつ葉2017.09.09 14:43掛物 清風萬里秋 (せいふうばんりのあき)花器 鶴首花入花 酔芙蓉と矢筈芒香合 三日月昼はカラッとした暑さで、夜になると涼しい風が吹く。9月最初の稽古日は良い天気だった。浮かれ惚けた夏も過ぎて、爽やかな風が新しい始まりを告げる。清風萬里秋。本格的な秋はまだやってきていないけれど...
風炉薄茶運び点前と薄茶点前棚(丸卓)2017.08.27 12:05床の掛物は「一条緑水繞青山(いちじょうりょくすいせいざんをめぐる)」とあり、辺り一面に緑が広がっている光景が浮かぶ。8月の終わりに過ぎ去った夏の日々が甦る。青山というと「人間到る処青山あり(じんかんいたるところせいざんあり)」という言葉を思い出す。どこへでも行って思い切ったことを...
正座2017.08.18 12:49長いこと正座をしていなかったので15分くらい正座しただけで足が痺れて情けない。痺れるだけなら良いが、中学の時の部活で右足首を捻挫し、その影響で右足首と甲が痛くてかなわない。回すとボキボキ鳴る。歩くときも右だけ違和感がある。さらに運動不足も原因しているので足首と足の甲のストレッチを...
盆略点前と風炉薄茶運び点前2017.08.08 11:122度目の稽古では、少し盆略点前をしてすぐに次の段階へと進んだ。もういいんだろうか?! 確かに盆略点前は子供の頃にみっちりと祖母に教わったので、多少忘れている部分はあってもさほど不安はなかったが、新たな気持ちで始めたのでまだまだするものと思っていた。茶杓を清める時の袱紗の持ち方や茶...
葉月より稽古開始2017.08.01 13:00教室の床の間の掛物は「白雲抱幽石 はくうんゆうせきをいだく」、花はムクゲが飾られていていた。子供の頃に茶道を習っていて、あれから30年経った。入門で終えてしまったことを今は後悔している。祖母にもっと習っていれば良かった。これまでたくさんの悔恨があるけれど、それがあってこそ今を生き...