秋桜の小径

遠くにいる祖母に鶴屋吉信の秋桜の小径を送った。介護ベットでの生活が続く祖母に、少しでもきれいな景色を見てもらおうと思ってのことだったが、予想以上に喜ばれたようだ。昨日父から連絡があって、まさか私が鶴屋吉信の羊羹を送るとは思わなかったと言っていた。父によると、祖母が茶道教授をしているとき、よく注文していたそうだ。父にとっても祖母にとっても思い入れのあるお菓子だったので私も安堵した。

子供の頃は祖母にいろいろな和菓子を食べさせてもらっていた。最近になって茶道を始めるまで特に気にもしていなかったが、今考えると随分贅沢だったなと思う。来月は父の誕生日なので、どんなお菓子を送ろうかと思案中だ。

今年はコスモス寺に行ってみたい。

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